食洗機が故障した!
「業者さんにお願いすると料金が高そう」
「自分で交換できるか不安だわ」
元冷媒配管施工職人15年ブランク7年のわたくしひでくんが
故障して動かなくなってしまった
自宅のビルトイン食洗機を自分で交換してみました。
食洗機選びのポイント
後継機種を選んだほうが良い
我が家で使用していた旧型食洗機45cm幅シリーズ
National製:NP-45VD2S
後継機種で選んだ食洗機は45cm幅シリーズ
Panasonic製:NP-45VD9
新型旧型の取付設置説明書を入手して購入前事前確認した
設置スペースの確認
新・旧型の設置スペースが概ね一緒でした。
電気工事関係の確認
- 新・旧型のコンセントの定格表示を確認し電源電圧は100Vでした。
- アースの施工はしてあるのでビスで緩めて差し替えられそう。
給水・排水工事の状況を確認
- 給水接続口は旧型と全く一緒でアングル型止水栓でした。
- 排水管はHT20でホースジョイントも全く一緒でした。
交換手順
工具などを準備して、作業を開始しましょう。
準備編
工具の準備
- +ドライバー
- モンキーレンチ250
- ウエス
- 高さ低い器(洗面器)
- 手押し台車
- 不要な段ボール
- 作業用手袋
- 掃除機
- マスク
- 養生テープ
給水を止める
- 下の蓋(部品名はボデーBというらしい…)を外しました。
- アングル型止水栓をまわして給水を止めました。
撤去編

- 食洗機前の床にキズがつくことを防止するため段ボールで養生しました。
ここから取り外しスタートです。 - 旧型台枠の取り外しを行いました。
→おそらくですが、旧型台枠はそのまま使用できると思いますよ。 - 排水ホース口元を養生テープで旧型食洗機の上端部分に止めましょう。
ホース内の残水が床に溢れてしまうおそれがあります。

これにて撤去終了です。
設置編

- 新型食洗機の梱包を開けました。
- 付属品を確認しました。
- 台枠を組み立てました。
- 台枠の高さを旧型の高さと同じ高さに調整しました。
- 台枠を設置し固定をしました。
- 新型の給水ホース、排水ホース、電源コードとアース線を
ビニールテープで固定しました。 - 本体を台枠にスライドさせながら乗せて、奥にスライドする前にドア飛び防止用テープを外し奥にスライドさせました。
- 前ズレ防止金具を取り付けました。
試運転前の設置はこれで終了です。
次は試運転です。

試運転編
取付設置説明書に記載している試運転を行います。
確認事項も記載しています。また異常警報について記載しているので
おかしな現象があったときに確認しましょう。
試運転後の作業
- ケコミカバーを取り付けました。
- ボデーBを取り付けました。
無事に交換完了しました。
参照元:
パナソニック株式会社 暮らしアプライアンス車 Panasonic 取付説明書 食器洗い乾燥機 45cm幅シリーズ 品番NP-45MD9シリーズ NP‐45VD9シリーズ NP‐45RD9シリーズ
旧型食洗機の処分方法
旧型食洗機の処分ってどうやったら良いの?
と疑問に思いますよね。
処分方法について
今回私はが処分した方法を含め
ご紹介いたします。
地方自治体で回収依頼
今回私が処分した方法は
私の居住地、千葉市の粗大ごみとしてLINEで登録し回収処分を依頼しました。
こちらの千葉市の公式サイト
千葉市 : 粗大ごみの出し方 に
LINEのQRコードがあります。LINEのお友達登録をおこないました。
その後「基本メニュー」の「ごみ」を選択して
排出品目一覧でカナ検索をします。
「ショッキアライ」で検索すると品目名「食器洗い乾燥機」が選択できるので
手続きを進めていきましょう。
このときに手押し台車を使用しました。
処分費用:780円
千葉市以外の千葉県の粗大ごみ受付サイト
千葉県以外の自治体による処分方法
地域 | 処分方法 | 処分費用(目安) | 備考 |
東京23区 | 粗大ごみ収集 | 500円〜2,000円 | 各区の粗大ごみ受付センターに申し込み |
神奈川県 | 粗大ごみ収集 | 500円〜2,000円 | 市町村の粗大ごみ受付窓口に申し込み |
埼玉県(さいたま市) | 粗大ごみ収集 | 500円〜2,000円 | さいたま市の粗大ごみ受付センターに申し込み |
東京23区
東京23区では、食洗機は粗大ごみとして扱われます。各区の粗大ごみ受付センターに申し込み、収集を依頼します。
その他の区については、東京二十三区清掃一部事務組合の「あなたの区のごみ処理情報」からご確認いただけます。東京23区清掃公社
神奈川県
神奈川県内の主な自治体では、食洗機は粗大ごみとして処分されます。各市の粗大ごみ受付センターに申し込み、収集を依頼します。
埼玉県
埼玉県内の主な自治体では、食洗機は粗大ごみとして処分されます。各市の粗大ごみ受付センターに申し込み、収集を依頼します。
リサイクル業者に依頼する
古いビルトイン食洗機の処分には、不用品回収のリサイクル業者を利用するという方法もあります。
自分で自治体の粗大ごみに出すのが難しい、すぐに処分したいという方におすすめです。
費用相場:
500円〜3,000円程度(業者や地域により変動)
特徴:
- 回収の手間がかからず、スケジュールに合わせて即日対応してくれる業者もあります。
- 多くの業者が搬出作業も代行してくれるため、高齢者や女性にも安心。
- 業者によっては取り外し作業にも対応しており、その場合は別途費用(10,000円前後)がかかることがあります。
注意点: 費用は「処分費」だけでなく、「出張費」や「取り外し費」が別途発生するケースもあるため、事前の見積もり確認が重要です。
参考情報:
DIY交換 vs 業者依頼 比較まとめ
メリット
DIY交換のメリット
- 費用が大幅に節約できる(工賃不要)
- 交換作業を自分のペースでできる
- 達成感が得られる
- 作業内容や構造について詳しくなれる
業者依頼のメリット
- 短時間で確実に作業が終わる
- 専門知識・専用工具を使った正確な施工
- 万一のトラブル時も保証対応がある
- 水漏れや電気配線のリスクを最小限にできる
デメリット
DIY交換のデメリット
- 専門知識がないと失敗するリスクあり
- 水漏れや電気トラブルが発生する危険
- 保証が受けられない場合がある(製品保証が無効になることも)
- 特殊工具や部材を自分で揃える必要がある
業者依頼のデメリット
- 工賃が高め(1万〜3万円程度が相場)
- スケジュール調整が必要
- 信頼できる業者を選ぶ手間がかかる
節約金額の比較
項目 | DIY交換 | 業者依頼 |
本体価格 | 約5万円〜15万円(機種による) | 約5万円〜15万円(機種による) |
取付工賃 | 0円(自分で作業) | 1万〜3万円 |
特殊工具購入費(必要な場合) | 数千円〜1万円程度 | 不要 |
合計目安 | 5万円〜16万円 | 6万円〜18万円 |
※参考目安。本体価格は機種、グレードにより変動します。
※DIYの場合でも、給水・排水・電気工事に不安がある場合は部材購入費や補修費がかかるリスクあり。
業者依頼が向いているケース
- もともとビルトイン型の取り付け経験がない場合
- キッチンの構造が複雑・特殊な場合
- 古い配管や配線の劣化が見られる場合
- 作業中の水漏れを絶対に避けたい場合
- 製品保証・工事保証を確実に受けたい場合
- 時間がない、手間をかけたくない場合
DIYが向いているケース
- 経験者または慎重に作業できる人
まとめ
ビルトイン食洗機の交換は、業者依頼を推奨します。