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【レーザー買うならどっち?】VOICE Model-G5とG8の違いを比較 価格差と現場別の選び方

ひでくん
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佐四郎
佐四郎

VOICEのレーザー墨出し器 Model-G5とG8どっちがいいか迷ってるんですよ。今購入するのに、何を見て選べばいいか悩んでます。

Anego
Anego

G5とG8は水平の照射範囲がぜんぜん違うだよね。そこだけ見れば選び方はシンプルそうなんですけど…
電池の持ちと価格差まで含めて考えると、ちょっと意外な落とし穴があるんですよ。

精度は実は同じ。じゃあ何で選べばいいのか。
公式仕様を並べていくと、価格だけでは見えてこない基準が浮かび上がってきます。ここから、照射範囲・電池の持ち・価格差の3つを順番に見ていきましょう。

※動作時間などの数値はメーカー公表値であり、本記事の実測ではありません

結論

G5とG8を比較 照射範囲・動作時間・価格差

項目Model-G5Model-G8
公式ストア表示価格48,650円79,870円
選ぶ理由必要な範囲をカバーできれば初期費用を抑えられる全周へ同時に水平の基準を示せる
照射パターン垂直4本・水平110°・地墨点垂直4本・水平360°・地墨点
動作時間(明るさ最大)約7時間約4時間

表にある「地墨点」は、機械の真下の床へ基準の点を示す光のことです。G5とG8は、水平・垂直精度、防塵防滴、重量、付属バッテリーの個数が共通です。価格は2026年9月6日に確認した公式ストアの表示額を記載しています。税の扱いを含む支払総額・仕様・在庫は、注文前に販売ページで確認してください。

公式ストアの表示価格の差は31,220円です。G8を選ぶときは、全周へ同時に線を出せる機能をどのくらい使うかが判断の中心になります。全周同時照射の出番が少なく、本体の向きを変える作業を許容できるなら、G5で初期費用を抑える選び方にも理由があります。

「水平110°」とは

光が届く範囲の角度

仕様表の「水平110°」は、本体が回る角度ではありません水平ラインの光が一度に当たる範囲の角度です。

レーザー墨出し器の水平ラインは、機械を中心に扇形に広がって壁に当たります。G5はその扇の開きが110°分G8は360°で、据えた位置から全周へ同時に水平ラインを照射します。ただし、柱や資材などで光が遮られる部分には線が届きません。

本体そのものは、どの機種でも360°回転します。110°の機種でも、本体を回せば別の壁に線を出せます。差が出るのはここからです。

  • G5(110°)
    一周する線が欲しいときは、本体を回して何回かに分けて出します。回すたびに、線が合っているかの確認が入ります
  • G8(360°)
    一周の線が一度に出ます

選ぶときのポイントは「一度に水平ラインが出るか、分けて出すか」です。

必要な照射範囲が110°に収まり、全周へ同時に線を出す必要がなければ、G5が候補です。壁の面数だけでなく、本体を置く位置と、同時に基準を示したい範囲で判断してください。

なお、ライン本数はメンテナンス費用の案内で公開されていて、G55ラインG88ラインです。垂直4本と地墨点は両機種とも同じなので、違うのは水平方向になります。

動作時間

明るさ別の動作時間とバッテリーの準備

仕様表の動作時間(G5 約7時間G8 約4時間)は、どちらも明るさを最大にしたときの値です。

両機種ともスマホアプリから明るさを4段階で変えられます。公式は段階ごとの連続使用時間も公開しています(全ライン照射時)。

明るさModel-G5Model-G8
レベル4(最大)約7.5時間約4.5時間
レベル3約9時間約5時間
レベル2約12.5時間約8時間
レベル1(最小)約19.5時間約12時間

G8の約12時間は、最低輝度のレベル1・全ライン照射時として公式図に示された目安です。屋内でも最低輝度で足りるとは限らず、実際の動作時間は使用環境で変わります。現場で必要な明るさに合わせて見積もってください。

高輝度で長時間使う場合は、連続使用時間の差を確認しましょう。G8の最大輝度での動作時間は、仕様表では約4時間、明るさ別の図では約4.5時間です。数値を保証時間と考えず、交換の余裕を持って準備してください。

両機種ともバッテリーが2個付属し、充電時間の目安は約3.5時間です。予備を充電しておけば交換して使えますが、2個で必ず1日使えるとは限りません。使用する明るさと照射時間に合わせて、交換・充電の段取りを決めておきましょう。

参考までに、動作時間はライン構成と連動しています。

機種ライン構成動作時間(仕様表・明るさ最大)
Model-G2垂直1本・水平110°・地墨点約16時間
Model-G3垂直2本・水平110°・地墨点約11時間
Model-G5垂直4本・水平110°・地墨点約7時間
Model-G8垂直4本・水平360°・地墨点約4時間
差がない項目

精度・重量は共通|価格差で変わらない仕様

以下は、公式仕様でG5とG8に共通している項目です。

項目内容(両機種共通)
水平精度・垂直精度10mで±1mm
直角精度90°±0.012°
本体回転範囲360°(全周にわたり微調整可能)
制動方式・自動補正範囲磁気制動式(ジンバル式)・±3°
傾斜アラーム本体傾斜角±3°でレーザー光点滅
ライン幅1.5mm/5m・3mm/10m
作業範囲屋内 約10m/屋外 約25m(受光器使用時)
防塵・防滴IP54相当
光源緑色可視半導体レーザー515nm/地墨650nm
光出力・安全基準3.3mW以下・クラス2M
電源7.4V 1800mAh リチウムイオンバッテリー(2個付属)
充電時間約3.5時間
作業使用温度-10°〜50°
本体サイズ・重量φ95mm×H200mm・約1.4kg
保証発送日から1年(付属品・三脚・オプション品は対象外)
スマホ連携専用アプリ+Bluetooth(ライン切替・明るさ調整)

表の中の言葉を少し補います。「IP54相当」は、粉じんや水しぶきにある程度耐えられることを示す等級です。「ジンバル式」は、補正範囲内の本体の傾きに対して、レーザーラインの水平・垂直を自動補正するしくみです。本体自体が水平に戻るという意味ではありません。作業範囲にある「受光器」は、レーザーの光を機械側で拾って位置を知らせる機器のことです。

公表されている水平・垂直精度は同じなので、G8の価格差を「精度が上がるための費用」と考えるのは適切ではありません。全周同時照射の使い道と、必要な連続使用時間を軸に選びましょう。

さらに言えば、この表のうち精度・防塵防滴・重量・作業範囲は、赤色モデルを含む現行6機種すべてで同じ値でした。


ここまでG5とG8(ともに緑色)を比較してきましたが、VOICEには赤色モデル(R5・R8)もあります。緑と赤で何が変わるのか、先に確認しておきましょう。

色で変わる

スペックは、明るさだけではない

緑と赤の違いは「見やすさ」の話に寄りがちですが、仕様表では4か所が変わります。

項目緑(G2・G3・G5・G8)赤(R5・R8)
ライン波長515nm635nm
光出力3.3mW以下2.5mW以下
レーザー安全基準クラス2Mクラス1M
電源リチウムイオンバッテリー付属単3乾電池4本(充電池は別売)

読み方が要るのは下2行です。

レーザー安全基準は、その機器をどう扱う前提かを示す区分です。緑と赤では、この区分が違います。現場の安全管理でレーザー機器の扱いが決められている場合、ここは事前に見ておく項目になります。

電源方式も違います。緑モデルは充電式バッテリーとACアダプターが付属します。赤モデルに付属するのは、テスト用の乾電池です。赤で充電池を使うなら、別に買い足す前提になります。

受光器も色ごとに別商品です。緑用 Model-GJ は対応波長515nm±10nm、赤用 Model-RJ は635nm±10nm。波長は光の色を表す数値で、本体の色に合わせないと使えません。

グリーンレーザーの注意点

暗い場所では明るさを調整

グリーンレーザーは、暗い現場で有利とは限りません。VOICEは公式ページで、人の目が明るい色を実際より大きく捉える特性から、暗い現場や屋内ではラインがギラついて見にくい/実際より線が太く見えるという現象が起きる場合がある、と説明しています。4段階の明るさ調整は、この問題への対応として搭載されたものだとしています。

墨出しは細い線を読む作業です。線が太く見えるのは、実務上の不利になります。色は「明るいほうを選ぶ」ではなく、自分が作業する場所の明るさから決める順序になります。

現行6機種

スペック早見表

機種光源照射パターン動作時間(明るさ最大)電源安全基準参考価格
Model-R5赤 635nm垂直4本・水平110°・地墨点約6時間単3電池4本(充電池別売)クラス1M23,980円
Model-G2緑 515nm垂直1本・水平110°・地墨点約16時間リチウム1個付属クラス2M29,280円
Model-G3緑 515nm垂直2本・水平110°・地墨点約11時間リチウム1個付属クラス2M33,880円
Model-R8赤 635nm垂直4本・水平360°・地墨点約4.5時間単3電池4本(充電池別売)クラス1M39,980円
Model-G5緑 515nm垂直4本・水平110°・地墨点約7時間リチウム2個付属クラス2M48,650円
Model-G8緑 515nm垂直4本・水平360°・地墨点約4時間リチウム2個付属クラス2M79,870円

精度(水平・垂直10mで±1mm、直角90°±0.012°)、防塵防滴IP54相当、本体重量約1.4kg、本体回転範囲360°は、6機種とも同じ値です。

作業内容から逆算して選ぶ

仕様を作業に置き換えると、見るべき順番はこうなります。

1

明るさの要る場所で使うか

屋外や、まわりが明るい場所が多いなら緑。暗い屋内が中心なら、緑のギラつきが不利に働く場合があるので、赤も候補に残ります。ここで色が決まります。

2

垂直は何本要るか

垂直1本で足りるならG22本ならG3。この2機種は付属バッテリーが1個です。交換しながら1日回す使い方とは、相性が変わります。

3

水平は110°で足りるか、一周が要るか

全周へ同時に基準を示す作業が多いならG8(赤ならR8)が候補です。必要な範囲が110°に収まるか、向きを変えて順番に作業できるならG5(赤ならR5)も比較してください。壁の面数だけで必要な照射範囲は決まりません。

注意点と対処方法

G8・G5比較したい使い方

  • 高輝度で長時間使う場合
    G8の動作時間は仕様表と説明図で少し差があります(詳しくは上のバッテリーの章を参照)。予備バッテリーを準備し、連続使用時間を優先するならG5も比較しましょう
  • 全周同時照射の出番が少ない場合
    必要な範囲を110°でカバーできれば、G5で購入費用を抑れる。
  • 精度・防塵防滴・重量の公表値はG5と共通です。G8の全周同時照射が自分の作業に役立つかで、価格差を判断してください

買う前に確認しておきたいこと

  • 動作時間は公式内で少し食い違っています(詳しくは上のバッテリーの章を参照)。保証された使用時間ではないため、余裕を持ってバッテリーを準備してください。
  • 価格は確認時点の公式ストア表示額です。税の扱い、必要な付属品、支払方法に伴う手数料を含め、注文確定前に総額を確認してください
  • 付属品の記載が色で違います。赤モデルの仕様表には「三脚接続アダプタ」がありますが、緑モデルの仕様表には記載がありません。三脚を使う前提なら、注文前に問い合わせるのが確実です
  • 屋外25mは受光器を使ったときの数値です。受光器は単体9,840円、本体との同時購入なら6,990円の専用ページがあります
  • 三脚は別売です。エレベーター三脚 Model-T は4,360円、同時購入なら2,890円です
  • 定期的な調整が前提の機器です。公式は1年〜1年半に1回の点検調整を案内していて、点検は無料、全ライン調整はG5が6,400円・G8が9,700円(いずれも税抜・送料別)。保証は発送日から1年です

数字の扱いで注意が要る点を、ここにまとめます。

まとめ

  • 必要な範囲が水平110°で足り、購入費用を抑えたい方はG5全周へ同時に高さの基準を示す作業が多い方はG8が候補です。
  • 照射範囲・連続使用時間・価格差31,220円の3点を、自分の作業に当てはめて選んでください。
  • 価格・仕様・在庫は変わります。購入前に公式サイトで最新の情報をご確認ください
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